時間の使い方を整える|40代・50代・60代から始める後悔しない1日の過ごし方【ライフスタイル#6】

「今日もあっという間に終わってしまった…」
40代・50代・60代の大人世代になると、時間の流れが加速していくように感じることはありませんか?
やりたいことがあったはずなのに、気づけば家事や仕事、スマホに時間を奪われ、1日が過ぎてしまう。
この繰り返しは、少しずつ「やりたいことを叶えられない自分」という自己否定感にもつながってしまいます。

でも、時間の使い方は“整える”ことで驚くほど変わります。
今回は、40代からの「後悔しない1日の過ごし方」を、大人バレエを例にとりながらご紹介します。
習い事や趣味がなくても実践できる、今すぐ始められるヒントもお届けします。


目次


なぜ今、“時間の使い方”を見直すべきなのか

年齢を重ねると、時間が早く過ぎるように感じるのには理由があります。
心理学では「ジャネーの法則」と呼ばれ、人は年齢を重ねるほど、1年が人生全体に占める割合が小さくなるため、体感的に時間が短く感じると言われています。

たとえば、10歳の1年は人生の10分の1ですが、50歳の1年は50分の1。
同じ365日でも、感覚としては「短く」なっていくのです。
さらに、日々の生活がパターン化されると、脳にとって新鮮な刺激が減り、記憶に残らない時間が増えます。これも時間が早く感じる一因です。

「まだ大丈夫」と思って先延ばしにしていたことが、気づけば「もう遅い」になってしまう…。
だからこそ、今日の1日をどう過ごすかが、これからの人生の満足度を左右します。


1日の中で“私時間”を確保する3つのステップ

忙しい毎日でも、自分のための時間を持つことは心の余裕につながります。
ちょっとした工夫で、1日の中に小さな「ほっとする時間」を生み出すことは可能です。
ここでは、今日から取り入れられるシンプルな3つのステップをご紹介します。

1. 優先順位を明確にする

まずは、自分の人生で本当に大切にしたいことを 3つだけ 書き出してみましょう
たとえば「健康」「趣味」「家族」など、自分の価値観に直結するキーワードを選びます。

この3つを軸にして「今日は何を優先するのか」を決めると、時間の使い方は一気にシンプルに。
迷ったときも、「これは私が大切にしている3つのどれに関係する?」と自問することで、行動の判断が早くなり、無駄な予定や時間の浪費を自然と減らせます

2. “やらないことリスト”を作る

時間が足りないのは、「やること」が多すぎるからではありません。
実は、「やらなくてもいいこと」に思った以上に時間を使っていることが多いのです。

たとえば…

  • SNSをなんとなく眺める時間
  • 必要以上に完璧を目指す家事
  • 断りきれずに引き受けてしまう不要な依頼

これらを事前に「やらない」と決めて紙やメモに書き出し、意識的に削っていきましょう。
こうするだけで、1日30分〜1時間の“私時間”はあっという間に生まれます

削った時間を、自分を満たすことに置き換えるのがポイントです。

3. 朝・昼・夜に“小さな自分時間”を差し込む

「今日は絶対に1時間読書する!」と意気込んでも、予定が押してできなかった…という経験はありませんか?
長時間のまとまった時間を作ろうとすると、忙しい日常ではどうしても挫折しやすくなります。

そこでおすすめなのが、朝・昼・夜それぞれに、10〜15分の小さな自分時間を差し込む方法

たとえば、

  • 朝はストレッチや瞑想で心身を整える
  • 昼は好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲む
  • 夜は日記を書いたり、キャンドルを灯して過ごす

このように“小さくても確実に自分のための時間”を持つことで、1日の満足度がぐっと上がります

短い時間でも積み重ねれば、自分の軸やエネルギーがしっかりと育っていきます。

大人バレエが教えてくれた時間の価値

私が大人バレエの生徒さんを見ていて強く感じるのは、「予定の軸」を持っている人ほど、時間の使い方が上手いということです。

たとえば、週に1回のレッスンを生活の予定表に書き込むと、その日を中心に自然と他の予定を組むようになります。
「この時間は絶対に動かせない」と決めることで、無駄な用事やなんとなく過ごす時間が減り、生活全体のリズムも整っていきます。

これは単に時間を区切るだけではありません。
その予定は、自分のために用意した“小さなごほうび時間”でもあるのです。

習い事は、心のリフレッシュ時間

大人になると、毎日が家事や仕事であっという間に過ぎていきます。
そんな中で、バレエやヨガなどの習い事は、「日常から一歩離れて、心を切り替えるスイッチ」のような存在になります。

レッスンが終わった後の心地よい疲れや、体を動かした充実感は、その後の家事や仕事にも良い影響を与えます。

集中力が増し、気持ちも前向きになるので、結果的に日常のパフォーマンスも上がります

バレエに限らない、予定の軸の効果

この効果は、バレエだけに限りません。
ヨガやピラティスはもちろん、英会話や書道などの“学ぶ系”の習い事でも同じです。
自分が夢中になれる予定を週に1回でも持つことで、「生活のリズムが整い、心身のバランスが取れる」という変化が現れます。

つまり、大切なのは内容そのものよりも、「自分のために確保した時間を動かさない」という意識。

それが、忙しい日々でも自分らしさを失わずに過ごすための大きなカギになるのです。

今すぐできる“1日のリセット習慣”

毎日忙しく過ごす中で、心と体の疲れをその日のうちにリセットできる習慣を持つことは、とても大切です。
ここでは、特別な道具や時間を必要としない、簡単に取り入れられる2つの習慣をご紹介します。
小さな積み重ねが、日々の充実感と健康を支えてくれます

1. 朝5分の体を目覚めさせる習慣

朝は、その日のパフォーマンスを左右する大事な時間。
短時間でも「体を目覚めさせる習慣」を取り入れることで、心も体も軽くなります。

ステップはとても簡単です。

  1. カーテンを開けて光を浴びる
    • 朝起きたら、まずはカーテンを開けて自然光を取り入れます。
    • 光を浴びることで体内時計がリセットされ、目覚めがスムーズになります。
  2. 深呼吸をゆっくり3回
    • 新鮮な空気を吸い込み、ゆっくり吐き出します。
    • 酸素が全身に行き渡り、頭もスッキリ。
  3. 3分間の軽いストレッチ
    • 首や肩を回す
    • 背伸びをする
    • 足首をくるくる回す
      → 血流が促進され、筋肉がほぐれ、体が自然と動きやすくなります。
  4. 好きな音楽をかけて気分アップ
    • 朝のムードを高めるお気に入りの曲をかけると、やる気スイッチが入りやすくなります。

この5分間の習慣を毎朝続けるだけで…

  • 脳がシャキッと目覚める
  • 体が軽く感じられる
  • 1日のスタートが爽やかになる

そんな効果が期待できます。
忙しい方は、テレビやスマホで短いヨガ動画やストレッチ動画を流しながら行うのもおすすめです。

💡自宅で気軽にレッスンを受けたい方へ
忙しい日も、すき間時間に受けられるオンラインレッスンなら継続しやすくなります。

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2. 夜のスマホオフタイム

寝る1時間前には、スマホやパソコンから離れてブルーライトをカットしましょう。
その時間を使って、温かいハーブティーやスープをゆっくり味わうと、自然と心が落ち着き、リラックスモードに切り替わります。

この習慣を続けることで…

  • 脳の興奮が収まり、睡眠の質が向上
  • 翌朝の目覚めがすっきり
  • 一日の終わりを穏やかに締めくくれる

忙しい日こそ、野菜やたんぱく質がしっかり摂れるスープがあると心強いもの。私は最近、手軽に作れて味のバリエーションも豊富な「Green Spoon」をよく使っています。冷凍庫に常備しておくと、帰宅後すぐに温かいスープでホッと一息つけます。

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今日からできる、小さな一歩

「時間の使い方を変えたい」と思っても、最初から完璧を目指す必要はありません。むしろ、大きな変化を求めすぎると続かなくなってしまうことが多いものです。

だからこそ、まずは“今日10分だけ”、自分のために時間を使ってみることから始めてみましょう。
その10分がどんな過ごし方でも構いません。読書をするでもいいですし、軽いストレッチや深呼吸、好きな音楽に耳を傾けるだけでも十分です。

たった10分でも、意識して自分のために時間を取ることで、心がリセットされ、気持ちが前向きになります
この小さな積み重ねが、やがては1年後、2年後の大きな充実感や自信につながるのです。

大切なのは、続けること。無理なく、自分のペースで少しずつ変化を楽しみながら、時間の使い方を見直していきましょう。
今日という一日を少しだけ「自分に優しく」過ごす選択を、ぜひ始めてみてくださいね。

ストレッチでも、好きな音楽でも構いません。
小さな積み重ねが、1年後には大きな充実感となって返ってきます

まとめ|毎日の小さな選択が、未来の私をつくる

40代・50代・60代と歳を重ねるにつれて、時間の流れがますます早く感じられるようになります。
そのため、ただ流されるのではなく、意識的に時間の使い方を管理することがこれまで以上に大切になってきます。
この記事でご紹介したポイントを振り返ってみましょう。

  • 優先順位を決める:自分にとって大切なことを明確にし、毎日の時間の使い方の軸にします。
  • “やらないことリスト”を作る:不要なことや時間を浪費する行動を意識的に減らし、時間を生み出します。
  • 習い事や趣味を予定の軸に置く:週に1回でも「動かせない予定」を持つことで、生活リズムが整います。
  • 朝・夜の小さな習慣を取り入れる:朝のストレッチや夜のスマホオフタイムなど、小さなリセット習慣が時間の質を高めます。

これらのポイントを意識しながら、後悔しない1日のために、今日から“私時間”を守る選択をしてみませんか?
毎日の小さな積み重ねが、あなたの暮らしをより豊かにしてくれます🕊️

「大人女性のライフスタイル」シリーズ

バレエをはじめ、日々の習いごとや暮らしを通して、心と体を整えていく——。
このシリーズでは、40代以降の大人女性が、自分らしく健やかに過ごすためのヒントをお届けしています。
気負わずに続ける習慣づくりや、自分を見つめる時間の持ち方など、
忙しい日々のなかでこそ大切にしたい“自分時間”の整え方を、やさしく丁寧に綴っています🌿

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